活字中毒と庭

 子供の頃から読む事が大好きで、何も読むものが無いと、ティッシュの箱の裏の字まで読んでいた。今はインターネットにつなげば、何か目新しいものが読めるので有り難い世の中だけど、私にとってネットよりもっと読みでがあるのが「庭」なのです。
 退屈なとき、庭に出ると、何かしら発見がある。
芽が出たり、蕾がついたり、それがだんだん大きくなってきて、花がさいたり。
虫が何か悪さをしているのを見つける事もある。
今までいなかった生き物と出会う事もある。
気温や日ざし、風の日々の違いを肌で感じる事ができる。

 庭には情報がいっぱいいっぱいつまっていて、毎日見ていても決して飽きる事が無い。
巨大テーマパークよりよっぽどワクワクさせてくれる場所だ。
五感を思いっきり刺激してくれます。
 
 人間が大脳を発達させたのは、狩猟採集生活から、農耕栽培生活に変化したためでは無かろうか、とまで考えてしまう。

 ビクトリア時代、都市化して庭を持てない人が増えたので出版が盛んになったとか?

そういやあ人類が最初にいたのはエデンの園だったなあ・・・。やっぱり庭が始まりなのかもしれないね。

コメント

  1. ローズ より:

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    活字中毒、私も同じ病です。
    子供の頃から広告でも何でも活字を見ると読まずにいられなかったです。
    また、面白い本を読み出すとその世界に入り込んでしまうので
    誰が読んでも返事もしない、と叱られたこと多数、でした。
    「庭」を読む。
    詩人ですねえ。時々gingayuseiさんが何かを考察している文章は
    なんだか詩のようだなと思って見てました。
    今の社会で庭に出て癒され、楽しめ、活力を得られる。
    究極のライフスタイルでは?
    私はgingayuseiさんには及びませんが
    このところカメラのファインダーを通して
    庭の花や虫たちと会話している気分です。
    けっこう視力が落ちているので(本の読み過ぎ?)
    庭もおおざっぱに見ていたのですがカメラでズームアップし、
    あとで拡大して見ると 思ってもみなかった世界が広がっているので それこそ毎日発見の連続です。
    見慣れたところでもしゃがんでみたり 裏から見たり、
    ずっと高いところを見上げたり。
    それだけでも視点が変わっておもしろいですよね。
    また、いろんなお庭の発見物を教えてくださいね。