バラに消毒は不可欠か?


京成バラ園のカージナルドリシュリュウ

 バラを育てはじめた頃、バラの育て方の本を買って読んだ。バラは病気や害虫が多いという。消毒は不可欠ですとも書いてあった。ホームセンターで黄色いキャップのエアゾール式の消毒殺虫剤を一応かった。
 サザンカのチャドクガが出たときに、その薬をまいた。虫は死んだが、私も気持ち悪くなった。化学農薬を撒くのはやめようと決めた。
バラの園を夢見てと言う本で、バラは化学農薬を撒かなくてもなんとかなると言う事を知って、本の通りに、木酢や碧露、緑宝などを撒いていた。
 後に碧露は益虫も殺してしまうと言う事を知り、撒くのをやめた。

 昨年から、何かを散布すると言う事自体に、疑問を持つようになり、散布自体をやめてしまった。

 消毒という概念自体、何かを毒とみなすと言う時点でオーガニックの考えに反しているのではないだろうか。病気や害虫はその環境のアンパランスでおこる事であって、何かを散布すると言うのは、対症療法でしかないのだ。

 代わりにバラの鉢に米ぬかを水で溶いたものを撒く事にした。
散布をやめた事で、バラの手入れがますます楽になり、じっくり観察できるようになって来た。

 今年はいまのところ、満足できる状態でバラが咲いている。

私の庭のバラには消毒は必要ないと今では確信しています。

 
 

コメント

  1. ローズ より:

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    gingayuseiさん、こんばんは。
    今日の記事、とても参考になり、またとても勇気づけられました。
    「バラに消毒は必要ない!」
    って言いきってくださってどうもありがとう!
    もう、「ついていきますっ!」と思わず言ってました。
    去年からバラを育ててる私は今年初めて虫たちの洗礼を受けたのですが
    バラゾウムシやコガネムシ対策はどうされてますか?
    手で取ってつぶしているとか?
    今、うちの庭では油断すると花の奥深くにもぐって悪さをしているんです。
    やっと花が咲いたと思ったら中は虫食いだったなんて泣けてきます。
    バラゾウムシに天敵っているんでしょうかねえ。
    でも1番花は悲惨なぐらいやられてましたが
    それ以降少し被害が少なくなっているような気がします。
    花が増えると虫も分散していいんですかね。
    米糠は私もネットで見て近くの精米所でもらってきたのがあって
    冬に試しに落ち葉の上にパラパラまいてみたりしたんですが 
    水に溶かしてやるといいんですね。
    いつも水がわりにやっているんですか?
    まだ分からないことだらけで手探りで進んでいるので
    gingayuseiさん、頼りにしてます!
    これからもどんどんバラ関係のことを書き込んでくださいね。

  2. gingayusei より:

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     ゾウ虫はいやですね~。よく見かけるところに、とうがらしを焼酎に漬けたものを水にたらして、スプレーしてみました。そのせいなのかどうか、ある時期からぴたりと見なくなりました。見つけたら、手で潰しています。
     でも、今回割と良くゾウ虫をみかけた、ルイーズオディエの蕾は、結局、日照不足と、バラ自体の蕾のつけ過ぎでかなり落ちてしまいました。ゾウ虫も自然の摘蕾なのかもしれないという思いが頭をよぎりました。
     コガネムシは真夏に成虫が少し来るくらいなのです。幼虫はたまに鉢の中に見つけます。
     市販の腐葉土を使うとよってくるそうです。私は腐葉土は使いませんので本当のところは不明ですが。
     米ぬかは先にじょうろかバケツに一つかみいれて、そこに勢い良く水を入れて、良くかき混ぜたものを与えています。一か月に一回くらいかな?暖かい時期だけです。
     冬に鉢の表面を藁で覆っています。肥料はその下、糠水は上からやっています。一年でほぼ無くなります。
     殺虫、殺菌しないと、最初は大変ですけど、年々楽になりますよ。
    いろいろ情報交換しましょう!!