ヒヤシンスとジンチョウゲの香りと日ざしの暖かさを楽しみながら、クレマチスの誘引や薔薇の切り戻しをしました。
昨年の開花データを素にして成るべく色移りが良いように、開花時期が揃うように、薔薇とクレマチスを配置。クレマチスは行灯にしていたのを厚みがなくなるように平面に仕立て直しました。
あとは日光と気温にお任せです。
私の庭は最初から化学農薬未使用で、昨年からは生薬系もいっさい噴霧していません。堆肥、有機肥料(←刻んだ生ゴミのこともあります)等のマルチングに、米糠を水で溶いたものを与えた土ごと醗酵で育てています。
今年気付いたことは、毎年いまの時期、早く展開してしまう葉っぱによく見られるハモグリ系の虫が殆どいないこと。ウドンコ病も発生していません。
春先、いままで見たことのない鳥が植木鉢の土を掘り返していました。調べてみるとツグミで、土の中のミミズを食べるとのこと。きっとウチの植木鉢のシマミミズたちに気付いたのでしょう。マルチが殆どなくなってしまう程掘り返されてしまいました。初めのうちは追い払ったり、マルチを戻したりしていましたが、すぐこちらが根負けして、ホッタラカしになってしまいました。ところがこれが何か良い方向に作用したのか、薔薇の調子がとても良い感じ。中耕するのと同じような作用があったのかもしれません。面白いのは薔薇の調子が悪い鉢はあまりつつかれていなかったこと。きっと土の状態が悪いのでしょう。ツグミに不人気だった薔薇は注意してみてゆこうと思います。
今年のウチの薔薇は、じょうないさんのおっしゃるような、グリコのマークのように上を向いた葉っぱです。言われてみれば昔の葉っぱはもっと大きくて色が薄く広がるのが早かったように思います。きっと有機肥料が分解されて微量栄養になっているのでしょう。
春の花が本当に楽しみです。グロワールディジョンに早くも蕾が見えますが、これは何かの拍子にあわてて蕾になってしまったものだと思うのでとってしまうつもりです。
ゾウムシがやったのか??と思えるような痕跡を1か所発見したので注意します。本当にゾウムシはイヤです。ハナグモくんたちがあらわれるのが待ち遠しいです。
小さい鋳物のベンチと趣のあるホースリールが欲しくなって来ました。
花のシーズンには人形を庭で撮影してみようかな。